もい!フィンランド留学中のなのはです!10時から15時までしか日が出ず、太陽が恋しい今日この頃。
フィンランドは外食やバーにいくと、高くつくので、大学生6人集まってパンづくり、のようなスローライフを送っています~。
さてさて、今日は11月初旬に行われたボストンキャリアフォーラムについてレポートします!vol.3ですよ~。
事前応募やウォークイン、事前準備については下記、要チェックです!
ボスキャリ2018レポート vol.1~事前応募・Skype面接編~
ボスキャリ2018レポート vol.2 〜本番勝負!Walk-in編〜
ボスキャリ2018レポートvol.4〜半年前から始める!留学前の準備編〜
情報量が少なく、謎も多いボスキャリ。実際どんなスケジュールなの?内定とれるってホント?交換留学生でも内定はとれるの?
わたしの経験と考えをつづります!
もくじ(*クリックでジャンプ)
基本情報
参加目的
・2020春入社 内定獲得
・情報収集(5月末帰国予定)
・面接経験値を積む(帰国後も就活予定)
わたしは経済的な理由もあり卒業を延ばしたくなかったので、留学と並行して就職活動をしようと決めていました。
興味キーワード
・パブリック
・リサーチャー、コンサルタント(課題解決)
・環境、エネルギー、街づくり
・働きやすい(休み、残業)
事前応募
・2社(N社、O社)
・働きたいと思った会社のみ応募
・理想は5社くらい応募したかったが、準備不足で2社にとどまった
ウォークイン
・0社
面接で聞かれたこと
・志望理由
・留学した理由
・フィンランドにいる理由
・学生時代力を入れたこと
・大学、学部、学科を選んだ理由
・課題解決意識をもったきっかけ
・専門分野の研究について詳しく
・インタビュー調査、データ分析の際意識したこと
・どのような貢献がしたいか、できるか
・社会貢献の定義とは
・上の立場のクライアントからの厳しい質問や議論にどう対応するか
選考結果
・O社(エネルギー):ES【通過】→1次面接【非通過】
・N社(シンクタンク):ES【通過】→前日ディナー→1次面接【通過】→2次面接【通過】→内定!
コンサルタント・リサーチャー職で内定をいただきました。内定ってとても嬉しい。
BCFスケジュール
2社しか受けなかったこともあり、かなりゆったりしたスケジュールではありますが、三日間のスケジュールはこんな感じ!
前日
15時 ボストン入り
19時 説明会+ディナー(N社) 時差ボケがつらい、参加者は早慶(米交換留学)・英国大・米大など、ほぼ文系
1日目
9時~11時 カフェで面接対策 準備不足だった
11時~13時 BFC会場入り ブースを回るもののそわそわ
13時~15時 1次面接(O社) GD+ケース問題+個人面接【非通過】
16時~17時 1次面接(N社) 個人面接、面接官1人【通過】
2日目
10時~14時 カフェで面接対策
15時~16時 2次面接(N社) 個人面接、面接官3人【通過】
3日目
10時 ボストン観光 ハーバード大学を見学
17時 ボストン発
ふりかえり
ボストンキャリアフォーラム期間中
してよかったこと
・観察、分析、戦略を繰り返したこと
例えば、ディナーでは、語学力や学歴、リーダー経験など実績についてアピールする学生が多く(観察)、肩書・経歴では勝てないと思ったので(分析)、
①素直さや学習意欲などを伝え、ポテンシャルを感じてもらえるような語り方をすること、②親和性が高いというメッセージを伝えることを意識しました。(戦略)
自分なりの仮説を立てて分析検証し、対策するプロセスは、学問に限らず重要なのだなぁ、と再確認させられました。
・思い切って2社にしぼったこと
ディナーでは、自分の準備不足を実感し、沢山応募したところで面接で力を発揮できる状態ではないと判断し、2社にしぼって企業研究、面接を想定したイメトレに時間を割きました。十分対策をしきったことで、自分のベストを尽くせたような気がします。
・自信をもちすぎなかったこと
自信は楽観につながると感じていたので、できる限り希望的観測をしないように気を付けました。
具体的には、①想定される問への答え、さらに深い問への答えを考え、紙に書き溜めたこと、②HP、資料、説明会から得られる会社の情報から自分なりの問と仮説を立てたこと、が個人的に役に立ちました。
心残りなこと
・もっと多くの会社に事前応募しておく
準備不足が原因で、「面接慣れする」という目的を達成できませんでした。
・セミナーに参加する
せっかくならセミナーに参加すれば、より有益な情報や面白い情報が得られたのかな、と思います。
意外だったこと
・アカデミックな経験へのウケが良かったこと
(シンクタンクだからかもしれないけれど)、論文やインタビュー調査に興味を持ってもらえ、深堀りされました。
仮説の立て方や注意したことだけではなく、研究の意義や大学での学びの意義などについても問われたのが意外でした。
日頃から、自分の行動に疑問を持ったり、自分なりの考えを持ったりしているのか、見られているのかなと感じました。
・英語を一度も使わなかったこと
わたしの場合、選考では全く英語を話しませんでした。
留学前について
しておいてよかったこと
就活関連
・夏のインターンに参加した
情報収集(業界、社風、求められる人材)
ITコンサルの4daysインターンに参加しました。五感から得られる情報は量が多く良質で、効率的に情報収集できました。
・ビズリーチキャンパスで気になる会社の内定者の方と会った
情報収集、自己分析(自分の好きなこと、嫌いなこと、就活の進め方)
自己分析を進めるうえで、海外にいては得ることが難しい内定者の方の話を聞けたことはとても役に立ちました。
・奨学金の最終面接(集団)に参加し、落ちた
面接対策
面接の役割、選ばれるために必要なこと、伝えるべき内容などについて深く考えるきっかけになりました。面接の本質について自分なりの仮説をもつきっかけになりました!
危機感
楽観的に考えることや希望的観測の危険性に気づけました。
学業、課外活動
・ライティングの練習(ゼミ)
ESの書き方、答えの組み立て方
主張+エビデンスの型や論理構造の組み立て方を身に付けることができました。端的にわかりやすく伝えることが求められる、エントリーシートや面接の場面で役立ちました。
しておけばよかったこと
就活関連
・社会人、内定者と話す(情報収集)
留学先では実際に社会人の方に会ったり、会社を訪問したりすることが難しいので、興味のある会社に対する情報収集をもっとしておけばよかったなぁ、と感じます。
・GD対策
・ケース問題対策
留学先では練習する余裕がありませんでした。必要な人は時間があるうちにやっておくべし。
まとめ
ボスキャリはほぼ二日で内定が決まる、という超効率的就活イベントだからこそ、どれだけ自分の最高状態をみせられるかが大切なのだ、と痛感しました。
就活初心者のわたしが語るのもおこがましいけれど、自然体の自分を採用して貰うためには、どれだけ自分の特長を詳しく言語化し、組織の目的達成に結びつけるか、そして自然体の自分自身をいかに磨いていくかに尽きます。
将来を見据えて、自分なりの仮説をたて、さまざまな情報を選び取り、自分の考えと比較して、最適の選択肢を選ぶ自主性が必要だということ、そして世界中で、沢山の優秀な同世代の学生が努力しているということを再確認できました。
ボスキャリを通して、沢山は考えたこと・気づいたことは、自分の留学生活や将来ありたい姿にかかわる迷いを少し晴らしてくれた気がします!
そして、誰かが悩みや迷いを晴らしたり、最適な選択肢を選んだりするうえで、わたしの情報が少しでも役立ったらな、という野望を込めて
明日もがんばりましょう~!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もいっか!
なのは
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
ボストンキャリアフォーラム2018には、留学ブログのメンバーが6名参加しました。これから連載形式で計4本の記事をお届けする予定です。
次回vol.4では、〜半年前から始める!留学前の準備編〜をお届けします。そちらもお楽しみに!
〈ボスキャリ2018連載シリーズ〉
vol.1〜事前応募・Skype面接編〜
>確実に内定へつなげるためには、事前の応募が鍵になります。8社へ事前応募したメンバーによる、事前選考の徹底解説は要チェック!
vol.2〜本番勝負!Walk-in編〜
>当日企業のブースへ出向いて履歴書を提出し、選考を勝ち抜くWalk-inはちょっぴりコツが必要です。当日のレポートとともに大公開!
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二日で内定GET!留学生の就活レポート【LAキャリアフォーラム完全攻略】
>ロサンゼルスで行われたキャリアフォーラムの様子を徹底解説!
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留学生の就活事情
>留学先でも就活はできる!
就活を理由に留学を諦めてしまいそうな人に、読んで欲しい記事です。
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