現役阪大生が、留学のREALや留学の体験談をつづります。

お金がないから留学できない?交換留学にかかる費用まとめ【留学準備編】

もい!フィンランドへ行くなのはです!

最近は、housing や航空券、保険、在留許可申請などなど手続きに追われています~

 

留学行ってみたいけどどうしよう~と迷ったときの重要要素となったのが

そう、みなさん気になるであろう、お金の問題

二人姉妹の一般家庭で育ったわたしにとって、費用は留学に行けるかどうかを左右する重要な問題でした!

 

交換留学の場合、かかる費用は主に3つに分けられます!

①大阪大学(所属大学)への学費

②留学準備にかかる費用

③現地での生活費

 

フィンランドの場合、家賃・光熱費・食費などは大阪での生活より少し高いくらいで抑えられるよう。

大きく違ってくるのが②ということで、

今日は②留学準備にかかる費用について、実際にわたしが留学準備のために必要だった金額を細かくお見せします!

 

交換留学準備にはいくら必要?実際にわたしが払った金額

IELTS or TOEFLの受験

25,380×2=50,760円(IELTSを受験)

交換留学申請の際に、阪大の場合、IELTSまたはTOEFLで基準スコアをとる必要があります。

わたしは二回申し込んだので50,760円かかりました(高い~)

ヘルシンキ大学はそれほど必要スコアが高くなかったので一回で取得できましたが、英語圏は必要スコアが高いので3回、4回と受験する人も!

 

海外留学保険の加入

81,200円(10カ月)

阪大の交換留学生は海外留学保険への加入が必須となっています!

フィンランドの場合、在留許可(ビザ)の申請の際にも必要です!

わたしは入学時に学研災の保険に加入していたので、(おそらく日本の大学生の多くが大学入学時に加入していると思います!)阪大推薦の、学研災付帯海外留学保険に加入しました。

メリットとしては、

  1. 保険料が相場よりかなり安い(付帯保険のため、団体割引が利くため)
  2. 補償が充実している(傷害、治療救護、携行品、航空機遅延、賠償責任)
  3. 日本の会社である(自分がいざという時、英語が苦手な両親に連絡がいくため)

さまざまな保険があるので内容と費用を吟味して選びました!

 

OSSMA(留学生危機管理制度)の加入

25,920円(7-9カ月)

阪大の交換留学生はOSSMAへの加入が必須となっています!

OSSMAは治療費等各種費用の支払いを補償してくれる海外留学保険とは違い、緊急時の安否確認や現地の危険情報共有など、海外でのトラブルに日本語でのアシストをしてくれるサービスです。

OSSMAについて詳しくは留学生危機管理サービス(OSSMA)

 

往復航空券

150,000円(往復)

飛行機のチケットはフィンエアーのユース料金で往復予約しました。

具体的には、生協の旅行代理店で相談、オンラインで格安航空券と比較検討、先輩に聞く、などして吟味しました!

北欧は夏が旅行ハイシーズンであるため格安航空券も割高なこと、荷物が多いこと、帰りの日付が不確定なことなどを考慮し、フィンエアーのユース料金が最良の選択肢だと思い、予約しました!

フィンエアーで予約するメリットは

  1. ユース料金(12-25歳限定の料金設定)が安い(正規料金は3~4倍ほどの料金)
  2. 直行便8時間
  3. 帰国時の日付変更が2回まで無料
  4. 受託荷物が23㎏以内、2個まで
  5. マイルがたまる(JALとの提携のため)

おそらく、出国日の3カ月前を過ぎると、2万円ほど高くなるようなシステムになってる?のか、

わたしは購入をためらったことで、3日前には13万円ほどだったチケットを15万円で購入することになってしまいました~(つらい)

航空券は出国日の3カ月前には予約するのが理想的だと思います!

遠くに留学する場合、マイレージカードをつくっておくと、航空会社によってはかなりマイルがたまるようなのでおすすめです!

 

在留許可(ビザ)の申請

約40,000円(申請日)+5,000円(交通費)

フィンランドの場合、在留許可の申請には東京にあるフィンランド大使館に直接行く必要があります!

フィンランド大使館ー在留許可

行く国ごとに申請費用や申請方法が異なるため、はやめに調べ書類準備を行うことをおすすめします。

 

住居のデポジット

65,000円(退去時にかえってくる)

わたしが住む予定のヘルシンキのアパートには、礼金などはなく、デポジット(日本でいう敷金のようなもの)を支払う必要があります。退去時に破損などがなければかえってくるお金のようです!

まとめ

留学の準備にかかったお金をまとめると

①IELTS or TOEFLの受験:50,760円

②海外留学保険の加入:81,200円

③OSSMA(留学生危機管理制度)の加入:25,920円

④往復航空券:150,000円

⑤在留許可(ビザ)の申請:45,000円

⑥住居のデポジット:65,000円

合計:417,880円

およそ42万円ほど必要でした!(あとでかえってくるデポジットを抜いた実質負担は35万円ほど)

 

準備だけでかなりの資金が必要です。

とはいえ、わたしはアルバイトでためた貯金給付型奨学金でまかなえそう。

4年で卒業する場合、行き先によりますが、準備資金を除けば、日本で4年間大学生活を送るのとそれほどかかるお金は変わらない気がします!

むしろ、給付型奨学金を利用すれば、負担は少ないくらい。

交換留学生向けの給付型奨学金がかなり充実しているというのも交換留学するメリット!

奨学金については下記の記事をどうぞ!

 

基本楽観的なわたしも、お金の問題はかなり真剣に見積もりました。

しっかり調べて無理のない留学資金計画を!

 

交換留学のスケジュールについても書いていますので、こちらも合わせてご覧ください!

 

長くなりましたが、今日はこのあたりで!もいもい

この記事を書いた人

なのは

2016年法学部入学、2020年卒業予定。3年次にフィンランドヘルシンキ大学にて9ヶ月間交換留学。専門は福祉・労働分野の計量分析。海外滞在経験ほぼゼロで長期留学。旅行前にその土地の雑学を収集したい派。地層や崖に興奮する派。果物愛好家。自転車移動愛好家。森ロス、サウナロス。政府系機構に入構予定。

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