現役阪大生が、留学のREALや留学の体験談をつづります。

フィンランド交換留学にかかる費用まとめ【生活費編】

もい!フィンランド留学中のなのはです!

1月には気温が-20℃まで下がることもあり、「凍てつく」という言葉を体感できました。表情筋って凍るんだなぁ。

そんな凍える寒さのフィンランドの冬ですが、ほんとうに美しいんです。写真で伝えられないくらい。

 

凍った海

 

氷をかきわけて進むフェリーの上から

 

夕陽に照らされた雪景色は息をのむほど美しかったです。

さて、今日は交換留学にかかる費用まとめ【生活費編】ということで、フィンランドでの実際の生活費について綴ります。

留学にかかる費用は、①阪大へ払う学費、②留学準備費、③現地での生活費の3つに分けられますが、このうち③のフィンランドでの生活費の内訳をご紹介します。

②については、前回【留学準備編】で実際に必要だった費用をまとめているのでこちらも一緒にどうぞ!

物価が高いイメージの強いフィンランド。留学生活にはいくらかかるの?やっぱり物価は高い?内訳は?費用は貯金したの?実際の費用をすべてお見せします!

 

フィンランド交換留学にかかる生活費は?実際の生活費内訳。

フィンランドでの留学生活ももう5か月。実際のわたしのとある月の生活費を(少し恥ずかしいですが)まるごとお見せします!

ここでは、ボストンキャリアフォーラムにかかった費用は抜いています。

※1ユーロ125円として計算 (2019年2月現在)

 

もくじ(*クリックでジャンプ)

家賃

52,000円 (419ユーロ)

Wi-Fi、電気代、水道代込の金額です。

ヘルシンキ大学から電車で25分の郊外に、3人でフラットシェアをしています。ひとり一部屋、キッチンシャワートイレを共用しています。家具は備え付けです。

部屋はヘルシンキ大学への留学申請と同時に、HOASという斡旋団体の部屋を申し込みました。

部屋については、下記の記事に写真といっしょに紹介しているので、ぜひご覧ください。

食費

15,000円 (120ユーロ)

食事は基本的に昼は学食(Unicafe)、朝夕は自炊です。

学食は2.6ユーロでたくさん食べられるのでとってもありがたいです。

フィンランドの物価は高いイメージがあるかと思いますが、お酒、おやつを除き食材の価格は、日本よりやや安いように感じます。また、野菜や果物が量り売りなのでひとり分の料理をするのに便利です。

わたしは平均より多く食べるタイプですが、毎日おなかいっぱい食べても、日本より安いくらいの食費に抑えられています。

外食をしなければ、食費は抑えやすいと思います。

 

通信費

2,500円 (20ユーロ)

SIMフリーのスマートフォンにプリペイドSIMカードを入れて使用しています。キャリアはDNAで、データ無制限のプランで、一日あたり1ユーロです。北欧はIT先進国であり、通信費は日本に比べて安いです。

ただ、家・大学・メトロすべてに質のよいWi-Fiがついているので、データ通信がなくても快適に生活できます。

わたしもルームメイトの「SIMカードって本当に必要なの?」という言葉をきっかけに、12月からSIMなし生活をはじめました。節約節約~。

 

交通費

3,400円 (27.4ユーロ)

ヘルシンキ市内で乗り放題の定期券です。留学生も学割が使えます。定期券が最寄り駅のチケット売り場ですぐに買えるのが便利です。

 

書籍代

3,000円

留学前にKindleを購入し、留学先でも日本語の本をダウンロードして読んでいます。

教科書に関してですが、わたしが履修した授業では、図書館に約5~15冊の紙の本が用意されており、そして約10冊のebookが用意されていたので購入していません。

大阪大学に比べてヘルシンキ大学はかなり教科書が借りやすいように感じます。

また授業で用いる教材は、教科書だけでなく、資料や論文、記事なども多く、すべてがオンラインで共有されます。

 

娯楽費

1,250円 (10ユーロ)

サウナパーティーやホームパーティーなどに参加したときの費用です。わたしは、パーティー好きなほうではないのですが、この月は2回ほど参加しました。

 

まとめ

わたしの1か月の生活費の内訳をまとめるとこんな感じ。

家賃 52,000円
食費 15,000円
通信費 2,500円
交通費 3,400円
書籍代 3,000円
娯楽費 1,250円
合計 77,150円

フィンランドでの月々の生活費は、およそ7万円~8.5万円の間をうろうろしています。外食や買い物をあまりしないこともありますが、日本(大阪)での学生生活より安く済んでいます。

生活費と準備費は月額11万円の給付型奨学金とアルバイトで貯めた15万円の貯金でまかなっています。

交換留学を考える方には必ず申請すべき!給付型奨学金の申請についてまとめた記事もご一緒にどうぞ。

金銭面は、留学を考える際に、できる限り具体的に見積もるべき障壁のひとつ。

留学中の生活費は、家賃と食費が大部分を占めるはず。留学先を検討する際に、現地の物価や寮の家賃を調べると生活のイメージがつきやすいのではないでしょうか。

それでは、もいもい!


最後まで読んでくださってありがとうございます!

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この記事を書いた人

なのは

2016年法学部入学、2020年卒業予定。3年次にフィンランドヘルシンキ大学にて9ヶ月間交換留学。専門は福祉・労働分野の計量分析。海外滞在経験ほぼゼロで長期留学。旅行前にその土地の雑学を収集したい派。地層や崖に興奮する派。果物愛好家。自転車移動愛好家。森ロス、サウナロス。政府系機構に入構予定。

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