コロナで留学行けなくなった人の"イマ"を聞いてみた!vol.1
こんにちは!ライターのふぅです!
新型コロナウイルスの影響で、留学に行けなくなった人も多いのではないでしょうか...?
今回阪大留学リアルブログでは、そのような状況の人のインタビューを通じて、コロナ×留学の今を調査していきます。
もくじ(*クリックでジャンプ)
今回インタビューする人のプロフィール
ーーーまずは自己紹介をお願いします!
大阪大学外国部学部3年生のMです!
イギリスの大学に2020.9月から約10ヶ月の交換留学をする予定でしたが、コロナウイルスのせいで計画が狂ってしまいました。
現状全て中止というわけではなく、秋学期(9月-1月ごろ)は中止、春学期はまだ分からないという状況です。
そもそも留学を志した経緯
ーーーそもそもなぜ留学をしたいと思っていたのですか?
高校の時に海外派遣に行った時に、様々な価値観の人と接した時に、とても勉強になったということがあって、その経験から大学では留学をしたいと思っていました。
当時、こんな世界があるのだということを知り、とてもワクワクしてとても楽しかったんです。
また、留学って視野が広がる経験になると思ったと同時に、自分を見つめ直せると思いました。
例えば日本のこととか聞かれて答えていく中で、逆に自分は日本人なのだと再認識できたり、いろいろな宗教な人と接していて、自分が当たり前だと思ってたことが当たり前ではなくて、その経験も有意義なものでした。
中止の経緯
ーーー夢いっぱいで勉強をして見事交換留学の内定をもらったわけですが、どういった経緯で秋学期は中止になりましたか?
阪大の渡航マニュアルがあって、渡航の前に外務省のレベルが下がらないといけないというものがあります。
6末~7月頭に交換留学の対象者にメールがきて、派遣はできないと言われました。
<大阪大学の新型コロナウイルスに対しての対応はこちらのHPを参考にしてください>
当時の心境
---その時の心境を教えてもらえますか?
正直、新型コロナウイルスのニュースなどを見ていて、いけるかいけないか半分半分で考えていたので、「やっぱりか」と思う気持ち半分、微かな希望がなくなったショックが半分という感じでした。
一年かけて準備してきたものがほとんどなくなってしまい、誰のせいでもなくて、誰の責任でもなく、誰にも責めることができない無力感がありました。ここからどうしよう...という感じです。
ーーー知らせを聞いた後はどのような行動に出ましたか?
初めは、交換留学ではなくて、私費留学ならいけるのではないかと調べました。
実際、留学予定であった学校自体は受け入れに積極的で、私費留学でいく人がいるようだったので。
けれどもやっぱり私費も阪大として推奨しないとのことで、諦めました。
大学の学部もそれで決めて留学前提で生活していたので、大学生活の大きなイベントが無くなったというのが物足りなくなってしまったんですよね。
これで卒業して仕事するの?つまらない人生じゃない?って思い諦めたくなくなって、来年の9月からの留学も視野に入れたりと、まだ何かしらの方法で留学をすることを模索中です!
"今"考えていること
ーーー予想外のことが続いていると思うのですが、今考えていることを教えてください!
予定通りの留学へは行けなくなったけれど、将来的に英語を使って仕事したいと思ってるので、語学の勉強など、今できることをしています!
いつかは分からないけれど、留学にいけるようになった時に自分のレベルが上がるように準備するよう心がけています。
いろいろ準備することで、いけるようになったときの経験値が変わってくる気がしているので、今できることをやろうと思ってます!
ーーー最後に一言お願いします。
世界的にもどうしようもないことで嘆いちゃうこともあると思うんですよね。実際自分も無気力になることとかもあったので笑
けれど、最近の自分のスタンスとしては、ここまで落とされて、みんなこんな状態だし、なるようになると思っています。
自分のできることからやって、気持ちだけでもネガティブにならないように気をつけながら、頑張っていきたいです!
「置かれた場所に咲きなさい」という本がありますが、現在の本当に大切な考え方だなと最近思います。
環境を変えることができない場合でも、その場で自分がどう生きたいのかを考えることが大切だと実感させられるタイミングですよね。
どんな状況でも、やりたいことに対して真っ直ぐに頑張っている姿が素敵だと思いました。
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