現役阪大生が、留学のREALや留学の体験談をつづります。

大学2年生からの留学ってぶっちゃけどうなの?〜留学までのスケジュールとメリット・デメリット〜

こんにちは!デンマークでも桜並木を見ることができてハッピーなつっきーです!

 

さあ!日本では新学期が始まりましたね!🌸

新入生の皆さんはこの時期、学科やサークル、部活、バイト…等々新しいコミュニティや人とたくさん出会って、楽しかったり、大変だったりしますよね。
大学生活で何をしたいか、優先したいか、私もこの時期めちゃくちゃ友達と悩んでいたのを思い出します!

 

そんな中で、留学に興味のある新1年生の方も多いんじゃないかと思います。
私は1年生の頃から準備をして、2年生の後期から1年間の交換留学をすることを選びました。

 

悩める新入生の一つの参考になるのではないかなと思って

「2年生からの留学がどんなかんじなのか?」
私が思うメリット・デメリットを含めてお伝えしたいと思います!

 

交換留学の申請時期と留学(終了)時期のいろんなパターンについてはしぃぽんさんがこちらの記事でも詳しく紹介されています!

1.2年生で留学する場合のスケジュール

 

2年生の9月~3年生の6月にかけて留学する私のスケジュールはこんな感じでした。

(これは何年生で留学に行く場合も、秋始まりの留学ではだいたい共通していると思います。
ただ留学の終了時期は学校によって異なるので、個々でチェックしてみてください!)

 

1年生 6月 初IELTS受験。阪大が会場になっている日に受けに行きました。
     7月 提出書類の一つである推薦書を書いてもらえるよう教授に連絡を取る。
     9月 2度目のIELTS受験。
留学の志望校を最終決定。学部教務への書類提出締め切り。
   11月 (第一志望の志望人数によっては)学内面接
     1月 留学内定の通知、行き先が最終的に決定
奨学金の申請(以降敗北の連続だったため6月頃まで戦いは続く…)
*これ以降は行く大学や国によって大きく時期や内容が変わります。
以下はコペンハーゲン大学の場合です。
2年生 4月 コペンハーゲン大学へ書類の提出
     5月 コペンハーゲン大学から正式な留学許可書を受け取る。やっと正式決定!
ビザのオンライン申請、大使館に行くためのアポを取る。
航空券の手配
     6月 オンラインで寮の争奪戦(これもしぃぽんさんの記事要チェックです)
東京にある大使館でビザの申請手続き
     7月 最終的にビザが大使館から郵便で届く。(大使館に行った約1か月後に届くと言われています。渡航ギリギリで結構焦りました…)
     8月 渡航
     9月 秋学期開始、住民登録等々
    ~
     6月 春学期終了、帰国

てな感じです!

準備には約1年間かかるので、2年生から留学をする場合は、今年の夏までに書類を提出できる状態にもっていかなければなりません。

準備自体はめちゃくちゃ忙しいわけでは無いけど、
コンスタントに様々な締め切りがやってきては追われる…の繰り返しだった印象です。

 

 

2.メリット・デメリット

 

私が思いつくメリットデメリットを挙げてみました。

私が所属する法学部国際公共政策学部に限られた事情もいくつか含みます。

 

メリット

就活への影響が少ない
(就活の仕組み自体が変わってきているので、実際のところよくわかりませんが…)

留学を理由に卒業を伸ばす必要はない

・留学先での気づきや興味を、帰国してからの活動やまだ半分近く残っている大学生活の過ごし方、履修する科目の選び方に活かすことができる。

・授業の選択肢の多い時期に阪大で授業を受けることができる
(3回生から履修できる授業の幅がぐっと広がります。逆に2年生までは国共でも法律の科目ばかり…😢)

・受験のために勉強してきた英語をそのまま使って(伸ばして)英語の資格試験に臨める

・GPAを取りやすい
(大学への申請時は1年の前期の分だけ、奨学金の申請時には前期と後期をふまえた成績を提出しました。専門科目がまだ少ない時期なのでGPAは比較的とりやすいです、、!😀)

・無理だったら来年も出そう~、という比較的気楽な気持ちで申請できる

 

 

デメリット

・留学に関する情報集めが大変
(私が留学準備をしているときにはこのブログも無かったので情報集めは大変でした!時々学科の先輩が開催してくださった、留学についてのイベントに積極的に参加したりしていました。私は使ったことが無かったのですが、国際交流室も良いって聞きます。)

・新歓の盛んな時期からIELTSなどの準備をしておかないといけない
(IELTSの前日に確定新歓があったりしました😅)

短期間で英語のスコアを得ないといけない

自分の専門分野があまり固まっていない
専門分野の知識がまだ少ない時期に留学するので、留学先の授業を選んだり参加するのが大変。
また、準備の段階で留学先で勉強したいことを明確にしにくい。

・推薦書を頼める、自分のことをよく知った教授がいない
(私は名目上の学科のクラス担任の教授にお願いしたのですが、初対面でありきたりな内容になってしまう推薦書と、自分をよく知った教授に書いてもらった推薦書では、後者の方が強いだろうなと思います。ただ、1年生の前期だけでも頼れる教授を見つけておくことは可能だったなと思っています。)

・同じ時期に留学に行く同期の仲間が少ない。(私の代は学科で2人でした!)
3年生から留学に行く人が多いから、その人たちと入れ違いになってしまう。

・サークルや部活などで活動の中心となる2,3年生の時期に日本にいない

・ゼミに入ってすぐに、1年間参加できなくなってしまう(国共の場合)

・現役生だと成人式に参加できなくなる

・周りが4セメで取っている必修の言語の授業に帰国後再履で出席しないといけない
(特に第二外国語はブランクが長くなります。もうフランス語微塵も覚えてないぞ…不安。😅)

 

…こんなところでしょうか!

なんかデメリットの方が多いような気もしますが(笑)

 

でも、短所は裏を返せば長所になるって言いますよね。
誰もすべてを選ぶことはできません。デメリットをメリットにするのも自分次第かなと思います!

 

大学生活でやりたいことそれぞれの優先度や、留学先で何をしたいのかによっても、どの時期がその人にとって一番良いのかは変わってくると思います。

この時期に大学生活のおおまかな計画をたててみるのも良いかもしれないです!

 

私自身も2年生で留学をした数少ない先輩に話を聞けたときはとても助かったので、何か一つの参考として役に立てていたら嬉しいです。

素敵な大学生活を!

 

つっきー

最後まで読んでくださってありがとうございます!
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この記事を書いた人

つっきー

法学部3年生。デンマークのコペンハーゲン大学にて1年間交換留学中。留学先では政治学を中心に民主主義、経済格差、難民移民などの問題を勉強中。デンマークの教育システムや価値観などにも興味がある。好きなものは衣・食・住と旅行すること。すっきり晴れた日の青くて広い空とカラフルなコペンハーゲンの街並みが大好き。晴れた日の散歩は至福。

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